日本で唯一の酸っぱくない、とろろ昆布
こだわりの固まり とろろ昆布
フリーランスになりました乾物屋です。
今日は、日本で唯一でじゃないかと、思われる
「酸っぱくない とろろ昆布」
について紹介いたします
酢を使っていない とろろ昆布
1、こだわりの「とろろ昆布」
全国には、こだわりを持って作られた「とろろ昆布」がたくさんあります。
各メーカーとしてのこだわりで、数種類の昆布をブレンドして作られるます。
最近は原材料の産地・昆布の種類に、こだわったものが多く出ています。
・味の濃い、「羅臼昆布」だけで削ったもの
・香りが深い「利尻昆布」だけで削ったもの
・味が整った「真昆布」だけで削ったもの
・粘りが強い「がごめ昆布」を配合したもの
・磯の香りが強い「めかぶ」を配合したもの など
「とろろ昆布」には、お酢(醸造酢・米酢・黒酢)が使われることがほとんどです
理由は
・昆布の腐敗をおさえる
・相性がいい酢を使うことにより昆布の味をよくする
などがあげられます
しかし、お酢を使わず「とろろ昆布」を製造されているメーカーさんが東北地区にいるんです。
また、本で唯一の製法での製造をされているのです
2、酸っぱいものが苦手
よく若い人は酢が苦手な人が多いと聞いています。
また男性も女性に比べて苦手な人が多いのではないでしょうか?
私が聞く限り、東北地区の方々は酸っぱい味付けを好まないと言われています。
そういった地域だからこそ生まれた「とろろ昆布」なのです。
酸っぱいものが苦手な方にも食べていただきやすい、「とろろ昆布」です(^^)
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3、唯一の製造方法
「とろろ昆布」の製造方法は、
ブレンドした昆布を重ねてブロックを作成し(断面がミルフィーユ状になるよう)、作成したブロックの断面を機械で削っていきます。
しかし、こちらのメーカーでは
円柱の芯に昆布を重ねて巻いていき、さらに太い円柱を作ります(バームクーヘン状)。
その昆布を巻いた太い円柱自体を回転させ、石槍のような形状の包丁を昆布の円柱にあて削っていきます
*言葉では説明しづらいです(-_-;)
詳しくはYouTubeで「とろろ昆布 手削り加工」で検索してしてみてください。
製造方法が動画で見れます(笑)
このような製法で製造されているメーカーさんは、私が知る限りでは、日本で1社しかいないと思います。
食べて健康・ダイエットにむいている食材として
1.調理方法
よくTVなどで「とろろ昆布」を取り上げられると、内容のほとんどが
・健康にいい
・ダイエットに効果的
という内容が多いと思います。
昆布を食べただけじゃ健康になりませんが、栄養素等が摂取しやすい食材であるみたいと聞いています。
一つは、「とろろ昆布」に使用されているお酢と、昆布に含まれているカルシウムは酢の効果により、体に摂取されやすくなると言われてることなどです。
また、食べやすい食べ方として、 とろろ昆布を炒る があります
細かく千切った「とろろ昆布」フライパンで軽く炒る(乾煎り)だけです。
こうすることで、酸味が少なくなり食べやすくなります。
保存もしやすくなり、ご飯はもちろんのこと、サラダやみそ汁のトッピングとしても使えます
2、食べるタイミング
食前に一つまみ(約3g)食べると、昆布のもつ食物繊維が詩い脂分や糖分の吸収を抑え、ダイエットにいいと言われています。
しかし、なんでも食べよくありません。たくさん「とろろ昆布」を食べたからと言って、早くダイエット効果があらわれることはありません。
逆に食べすぎはよくないです。
ちょっとづつ、食べていくことが、健康にもダイエットにもいいのではないでしょうか
まとめ
私の住んでいる地域は、おにぎりに「とろろ昆布」をまぶして食べます。
正直言うと、幼いころ、「とろろ昆布」が大嫌いでした。
しかし、昆布の仕事に携わることになり、食べたとろろ昆布がビックリするくらい美味しかったのです。
すごくとろみがあり、みそ汁に入れたら、めちゃくちゃ旨かったんです(笑)
それから、必ずみそ汁や麺類に入れるようになりました。
市販で販売されている「とろろ昆布」も美味しいです。
徳用品として販売されている「とろろ昆布」は使用している昆布が
安価なものを使っていることが多いです。
やすい昆布を使っていれば、旨味・とろみなども少ないのは当然です。
旨い・とろみのある昆布は高いです。でも高いなりこのとはあると思います
皆さんも興味があれば一度、おいしい「とろろ昆布」を見つけて食べてみてください。
「とろろ昆布」はたくさん食べる食材ではないと思います。
私の考えですが、せっかく少し食べるなら、良いものを食べるべきと思います。
そんなに高い商材ではないので、お試ししやすいと思います。
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