フリーランスになった乾物マン日記

40歳半ばでフリーランス生活をはじめたパパブログです。オーナー会社より営業委託を受け、自身の営業力だけで独立・法人化を目指します。退職に伴うトラブル・対応・準備などを含め、フリーランスの身分での業界内での立ち回り方などを紹介します。乾物(昆布)についても語っていきます。

簿記がわからないフリーランスにおススメ 会計ソフトを使って確定申告する

確定申告の準備をする

 

 

昨年フリーランスになりました乾物屋です。年が明け1発目、最大の行事の時期が近づいてきました。

 

そう 「確定申告」です。

 

YouTubeなどを見ているたら、確定申告とは?みたいなことはたくさん出てきました。

中には確定申告をしません!って人もいました。内容をよく見てみると、

 

 

法人化してるから確定申告はしなくていい・・・・

 

 

って・・・・・あたりまえやん!!!  

 

 

途中で見るのやめました(-_-;)

 

 

私は初めての確定申告になるので、今から用意をしていこうと思います。

 

 

会社員時代と違って・・・

1.営業以外の仕事もしなくてはいけない

 

会社員時代とは違い、フリーランスになると業務にかかわる全ての事を、一人で行わなくてはいけません。

仕入・販売・記帳・在庫管理等・・・  とたくさんあります。

 

 

私の場合、オーナー会社を通じて、仕入・転売をしています。

なので商売にかかわる事務仕事等は、オーナー会社の経理事務さんがしてくれます。

 

 

私の行っていることは

 

・電話・FAX・メールでの商談

・出張して挨拶・商談

PCでの書類作成、在庫管理(自分用)

・お得意先様から受注したもの注文をメーカーに転送する     これぐらいです

 

 

皆さんの選択した職種によっては、もっとたくさん仕事が必要になるかと思います。

 

多分、私の行っている営業委託という方法は、非常に仕事が少ない部類だと思います。

 

 

 

2.帳簿付け方がわからない

 

 私は簿記知識がほどんどありません。もっと大学時代に勉強しくべきだったと後悔しています。

 

 

開業前から、この簿記・帳簿への記帳がすごく不安でした。

 

独立前に、いろいろな本を買い、付録のCDに入っていた簡易式簿記のフォーマットを使い記帳の練習をしていました。(Excelで記帳するもの)

しかし青色申告をするには、複式簿記での記帳が必要です。簡易式簿記ではダメなのです。

 

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簿記の知識がないフリーランスの必需品として

 
1.会計事務所と契約する

 

複式簿記での記帳ができない私は、いろいろ考えました。

以前より、自営業をしている姉から会計事務所のことを聞いていました。

 

姉も確定申告の時期にだけ、会計事務所にお願いして事務処理をしてもらっています。

しかし費用を聞くと10数万円でした。まだ開業間もない私しは厳しい数字でした。

 

続いて先輩の同業者の方に相談に行くと、毎月定額で会計事務所にお願いしている、と教えてくれました。

月契約の費用は売上高によって変わってくるらしく、月々1万円~に設定されていました。

このぐらいの費用ならば私にも、払える額と思いました。

 

 

 

2.会計ソフトの導入

 

しばらく、会計事務所への依頼を考えていました。

しかし、「会計ソフト」というもの存在も気になっていました。

 

簿記の知識もなく、IT関係が苦手な私には、なぜか会計ソフトに少し抵抗感がありました。

今考えれば使わず嫌い的なものだったのでしょう(-_-;)

 

私の事業での記帳する内容は、「売上(売掛金)」「費用(経費)」のみです。

 

考えた末、会計事務所に依頼するまでもないかと思い、会計ソフトを導入することに決めました。

導入といっても購入ではなく、月会費で使用することにしました。

 

(法人化した場合、会計事務所に依頼をした場合、データ移行ができないので、フリーランスの間は月額費がいいと思ます)

 

会計ソフトも、たくさんあります。

いろいろ詮索し、まずは弥生会計・マネーフォワード・freeeの3つに絞りました。

 

費用に関して言えば、弥生会計は開業応援キャンペーン、freeeにも無料プランの設定があり魅力的です。

特に弥生会計のキャンペーンは1年間無料です。

 

 

 

 

 

機能においては、スマホでの処理などができる、freeee、マネーフォワードがいいです。

弥生会計の無料プランは魅力的ですが、確定申告には別のソフトが必要みたい・・・

比べれば比べる程、わからなくなりましたが

 

 非常に迷ったあげく、私はfreeeに決定しました。

 

 

決め手になった機能で

 

スマホでの管理ができて、確定申告時も別ソフトが必要ない。

またクレジットカードや事業用口座とのデータ連携・見積書・請求書等のフォーマットがついている。などでした。

 

 

また、freeeにも安いプラン(月々800円代)はあります。しかし、いくつかの制限があります。

一つは、記帳項目に制限があることです。

 

私は記帳する内容は簡単ですが、細かく売上(売掛金)を記帳しなくてはなりません。

月によっては60項目以上になります

そういった理由からスタンダードプラン(月々2700円代)にすることに決めました。

職種・業種によっては、違う会計ソフトの方が適しているものが、まだまだあると思います。

私にとって、freeeが一番、コスト面で割安だったとうことでした。

 

 

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会計ソフトを使っていくと

 

使用する会計ソフトごとに、使い方(記帳方法等)が違うみたいです。

freeeを使用し始めた当初は、困惑の連続でした。

なかでも、一番悩んだのは「勘定科目の仕分け」でした

 

 

・この支出はどの勘定科目で当てはまるのか?

・クレジットカードでの支出はどう記帳するのか?

・振り込まれた現金(売掛金)の記帳の仕方は?        など

 

 

毎日、打ち込んでは変更し、打ち込んでは変更し・・・・の繰り返しでした(-_-;)

 

freeeにもヘルプ機能はあるんですが、ネット検索で

 

 

 

「年賀状代」 「勘定科目」 ・・ 

 

 

という感じで打ち込むと記帳の仕方・勘定科目を教えてくれます。

 

 

これには、非常に助けられました。

 

 

私は自宅開業なので、電気代、家のローン、車に関する費用、電話・ネット代など経費で落とせます。しかし

 

事業で使用した分と、家庭で使用した分按分しなくてはいけません。

 

 

こういった按分も一度設定しておくと後は、設定した勘定科目を選ぶだけで、経費の割合を計算してくれます。非常に楽です。

 

 

 

先日、年賀状代を経費で計上しようとした所、勘定科目の仕分けで悩みました。

 

上記のようにネット検索で調べた所、年賀状は通信費で記帳するとありました。

 

ちなみに通信費は   電話・ネット代を  按分設定しています。

 

 

なので、通信費で仕訳したら年賀状代が按分されてしまいます。

年賀状は事業用100%だったので困りました。

他の仕分け科目はないかと思い、さらに調べ進めていくと「雑費」としても計上できるとありました。

おかげで昨年は年賀状代を雑費で計上し、100%経費として計上できました。

 

勘定科目の仕分けで大事な約束事は、

 

一度、雑費で記帳した場合、次回もしくは翌年以降も「雑費」で記帳しなくてはいけない。         

 

とのことでした。

 

 

 

税務署では親切に教えてくれる

 

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先日、地元の税務署で決算説明会というものがあり、参加してきました。

税理士の方が、確定申告のためのやり方の説明をしてくれてました。

 

私は日頃から、売上・経費の記帳はもちろんのこと、領収書の保管・デジタル化、出張旅費精算書などを作り確定申告の準備はしてきました。

 

なので準備万端と思っていましたが、

 

 

税理士さんから、棚卸をしておくことも大事だと言われました。

 

・1月~12月までで仕入して12月まで販売できなかったものを棚卸する。

・消耗品として購入た備品なども同じように棚卸する

・棚卸表の書き方                     など

 

 

また処分品がある際の対処方法なども、たくさん親切に教えてもらえました。

 

 

 

今年は初めての確定申告なので、早い時期から申請に行きたいと思います。

多分、訂正事項や修正しなくてはいけないことも出てくるんではないかと思うので(-_-;)

 

 

今期は半年しか事業をしていません。納税ができることに感謝してます。

来期はさらにたくさん納税できるよう頑張っていきます(笑)